Midjourneyとは?基本情報と料金プラン
Midjourneyは、テキストプロンプトから高品質な画像を生成できるAIツールです。2022年のリリース以来、イラストレーター・デザイナー・マーケターまで幅広い層に利用されており、画像生成AIの中でもアート性の高さで定評があります。
開発元はMidjourney, Inc.(米サンフランシスコ)。元NASAの研究者であるDavid Holz氏が設立した独立系の研究所が運営しています。
料金プラン(2026年時点)
| プラン | 月額 | 生成枚数 | 商用利用 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Basic | 10ドル(約1,500円) | 約200枚/月 | 可 | 個人利用に十分 |
| Standard | 30ドル(約4,500円) | 無制限(リラックスモード) | 可 | 副業・フリーランス向け |
| Pro | 60ドル(約9,000円) | 無制限(高速優先) | 可 | 大量生成・商用メイン |
| Mega | 120ドル(約18,000円) | 無制限(最速) | 可 | チームやスタジオ向け |
すべての有料プランで商用利用が可能です。ただし、年間収益が100万ドル以上の企業はPro以上のプランが必要というルールがあります。個人の副業であればBasicプランで問題ありません。
登録方法と始め方
Midjourneyは現在、公式Webサイト(midjourney.com)から直接利用できます。以前はDiscordサーバー経由でしか使えませんでしたが、Web版の提供が本格化しています。
登録手順
- ステップ1:midjourney.comにアクセスし、「Sign Up」をクリック
- ステップ2:Discordアカウントまたはメールアドレスで認証する
- ステップ3:有料プランを選択して決済する(クレジットカード対応)
- ステップ4:Web版の「Create」画面でプロンプトを入力し、画像を生成する
Discord経由で使う場合
- Discordアカウントを作成し、Midjourneyの公式サーバーに参加
- 任意のチャンネルで /imagine コマンドを入力してプロンプトを書く
- 生成された4枚の候補から好きなものを選び、アップスケール(高解像度化)する
Web版はUIが直感的で操作しやすいため、初心者にはWeb版がおすすめです。Discord版は細かいパラメータ調整や他のユーザーの作品を参考にしたい場合に便利です。
プロンプトの書き方とパラメータ解説
Midjourneyで思い通りの画像を生成するには、プロンプト(指示文)の書き方が重要です。英語で記述するのが基本で、短く具体的に書くのがコツです。
プロンプトの基本構造
「主題 + スタイル + 雰囲気 + カメラアングル + パラメータ」の順に書くと安定します。
プロンプト例
- 風景:Japanese temple in autumn, golden maple leaves, cinematic lighting, 8k –ar 16:9
- 人物イラスト:anime girl with blue hair, school uniform, cherry blossom background, soft pastel colors –ar 2:3 –niji 6
- 商品イメージ:minimalist coffee cup on wooden table, morning light, product photography –ar 1:1 –style raw
よく使うパラメータ一覧
| パラメータ | 説明 | 使用例 |
|---|---|---|
| –ar | アスペクト比(縦横比)を指定 | –ar 16:9(横長)、–ar 9:16(縦長) |
| –v | モデルバージョンを指定 | –v 6(最新版) |
| –niji | アニメ・イラスト特化モデル | –niji 6 |
| –style raw | Midjourneyの装飾を抑えた素材向き出力 | 商用素材向け |
| –no | 除外したい要素を指定 | –no text, watermark |
| –q | 品質(0.25〜2)。高いほど精細 | –q 2 |
プロンプトは一度で完璧な結果を求めず、生成→微調整→再生成を繰り返すのが実践的です。気に入った画像のシード値を固定して、少しずつプロンプトを変える方法も効果的です。
商用利用の条件と注意点
Midjourneyは有料プランであれば商用利用が認められていますが、いくつかの注意点があります。
商用利用で許可されていること
- 生成した画像をブログ・SNS・YouTubeサムネイルに使用する
- 素材サイト(Adobe Stock等)に出品して販売する
- クライアントワークの成果物に含める
- 印刷物(ポスター・名刺・商品パッケージ)に使用する
注意が必要なケース
- 実在の人物に似た画像:肖像権の問題が発生する可能性がある。人物生成は架空のキャラクターにとどめるのが安全
- 既存のキャラクター・ブランド:「ミッキーマウス風」などのプロンプトで生成した画像は著作権侵害になりうる
- 無料プラン・トライアルで生成した画像:商用利用は不可。必ず有料プランで生成する
- 生成画像の著作権:AIが生成した画像の著作権は国や地域の法律によって扱いが異なる。日本では「AIが自律的に生成したもの」は著作物として認められない可能性がある
副業で使う場合は、有料プランに加入したうえで、既存の著作物を模倣するプロンプトを避ける。この2点を守れば、安全に商用利用できます。
他の画像生成AIとの違い(DALL-E・Stable Diffusion)
画像生成AIはMidjourney以外にも選択肢があります。目的に合ったツールを選ぶことが重要です。
主要な画像生成AIの比較
| 項目 | Midjourney | DALL-E 3 | Stable Diffusion |
|---|---|---|---|
| 料金 | 月10〜120ドル | ChatGPT Plus内(月20ドル) | 無料(ローカル実行) |
| 画質 | 非常に高い | 高い | 設定次第で高い |
| アート性 | 最も優秀 | バランス型 | カスタマイズ次第 |
| 日本語対応 | 英語推奨 | 日本語OK | 英語推奨 |
| 手軽さ | Web/Discord | ChatGPT内で完結 | 環境構築が必要 |
| 商用利用 | 有料プランで可 | 利用規約に準拠 | モデルによる |
| カスタマイズ性 | 中程度 | 低い | 非常に高い |
目的別のおすすめ
- とにかく美しい画像を手軽に作りたい → Midjourney。プロンプトを入れるだけで高品質な画像が出る。副業の素材販売に最適
- ChatGPTと一緒に使いたい → DALL-E 3。会話の流れで「こんな画像を作って」と指示できる手軽さが魅力
- 完全にカスタマイズしたい → Stable Diffusion。LoRA(追加学習)やControlNetで細かいコントロールが可能。ただし、高性能GPU(VRAM 8GB以上)とセットアップの知識が必要
初心者にはMidjourneyかDALL-E 3がおすすめです。まずはBasicプランで試してみて、生成した画像の品質や使い勝手を確認してから本格的に活用するのが失敗のない進め方です。


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